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●「大きなお世話だ」

最近FacebookやTwitterのタイムラインに、マイケルウォルフというドイツ人写真家の作品のシェアが頻繁に流れてくる。

「tokyo compression」というタイトルで日本のラッシュアワー時の電車内の客を写した、とてもネガティブな印象の作品だ。

ちょっと前に同じくTwitterで、"ラッシュアワー時の客のストレスは戦場の兵士のストレスを上回る"というイギリスの実験の話を目にしたので、それにちなんでシェアされてんのかな?と思ったけど、実験が行われたのは最近の話ではなく14年前とのこと。

そんなわけで上記の写真作品が頻繁にシェアされてる理由はイマイチ不明。単に偶然なのかな? 私のタイムラインだけか?

写真家のサイトでざっと作品を拝見したんだけど、これ酷いのだ。

どう考えてもモデルとなった人に発表に際しての許可を取ってるとは思えないし(カメラに気がついて顔を覆ってる人や中指を立てている人もいる)、ラッシュ時の混雑を慢性的に生み出す都心の鉄道システムに一家言あるのかと思いきや「作品を見る人には『こんな生活で生きるかいがあるだろうか』と思いをめぐらせてもらいたい」などと、のたまわっている。

大きな御世話だバカ野郎。ほっとけ。


シェアしてる人はおおむね写真家先生の考えに同調なさってるようで、賛同のコメントなんかも添えられてるんだけど、写真には女性が写ってるものも何枚かあるんですけどねぇ(=_=)。

シェアしてる人たちは混雑時の電車内で、身動きの取れない女性を許可なく撮影して勝手にネットにさらしてもOKという考えなのかな?

写真家のサイトは気分悪いのでリンクはしません。「作品を見る人には『こんな生活~」 
うんぬんのコメントが掲載されてるサイトは奇形の赤ん坊の写真なんかが載ってる糞バイラルサイトなんで、これも同じくリンクしません。

見たいって人は自分で適当に調べてみてくださいな。




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