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●「2010」

ここ数年、観たい観たいと願いながら近場のレンタルショップに置いてなくて観れずにいた「2010」、我慢できずにDVDを買ってしまった。というかDVDも近場で置いてるとこが無かったのよね。一昨日、出先の渋谷で思い出してヨドバシカメラで買ったのだ。

一番最後にちゃんと観たのは10代の終わりぐらいだったと思う。印象に残ってるのは木星が収縮していく不気味さと前作「2001」とは違って、やたらいじらしいHALのキャラで、ぶっちゃけそれ以外の要素はおぼろげになっていたのだ。そんなわけで今回ひさしぶりに観て冒頭の世界情勢に混乱してしまったのだけど、要するに劇中の世界ではまだ米ソの冷戦が続いてるという設定なんだな。

実際の21世紀はといえば、言うまでもなく米ソの対立よりずっと複雑な情勢で、ましてやドナルドトランプような俗人が大統領になってるだなんて、作品が公開された33年前のアメリカ人には予想すらできなかったろう。

今回、観たくて観たくてDVDを買うに至ったのは一昨年くらい前に「2010」の動画をYoutubeで見たのがきっかけだったのだが、それは木星が収縮して第二の太陽になる過程のシーンを抜粋したものでBGMが凄くよかったのだ。で、今回DVDでそのシーンを観たら、さほどの感動は感じなかった。あれ?なんでだろう?と思って久しぶりにYOUTUBEで、その動画を観てみたら、なんてことはないBGMを「未知との遭遇」に差し替えたMAD動画でやんの。前に観た時はぜんぜん気がつかなかった。勉強が足りんな・・。

あ、だからといってオリジナルの作品が感動できないということではないので、興味のある人はぜひご覧ください。おススメです。

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