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●「10年ぶり」
本日は「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展へ。場所は八王子といささか遠方で、出かけるのはちょっとおっくうではあったが、いつまでつづくかわからない酷暑のことを考えると行けるうちに行ったほうがいいと判断し、陽の傾きかけた午後に鑑賞してきた。
なんとなくニッチなイメージをもっていたのだが、小さめの会場は思った以上の盛況ぶりで40人以上の客はいたんじゃないかと思う。会計場所にはチケット購入者の列もできていた。
書店や図書館などで関連書籍を目にすれば必ずといっていいぐらい手に取って閲覧しているので、それなりに氏の作品には接してきた自負はあったのだが、展示作品には初見のものが多数あった。
目を引いたのは、なんと形容していいのかわからない独特なモンスターのたぐいだ。近いものをあげろといわれたら初代ウルトラマンに出てきた怪獣だろうか?ギャンゴとかガマクジラとか、あのへんのユーモラスさを連想させるのだ。
いちばん気にいったのはプレゼント交換をするドラゴンと中年男性のイラスト!!
凄く愛らしくて、おみやげ売り場に同じ絵柄のポストカードとかないものか?と探したけど無かった(T_T)。
展示物の撮影が可能だったら絶対に写真に撮ってたんだけどな(T_T)。
で、代わりに購入したのが・・・・。
ゴーリーのイラストが描かれた20枚のカードセット。「THE FANTOD PACK」。
タロットとの触れ込みで販売されていたけど、これタロットではないよね。既存のタロットの絵柄に対応してないし、そもそも枚数もすくない。
ただカード一枚一枚にいくつかのワードが設定されていて、引いたカードのワードから未来を占うことができるようになっている。
同封の解説書は英語オンリーなのですが、こちらに一部日本語に訳した内容が。→( http://leonocusto.blog66.fc2.com/blog-entry-726.html )
ちなみに・・・・。
THE CHILD(子供)のカードのワードは、
九月
誹謗
性的無能
ものもらい
幻覚
破損
もう若くない
錆
這いずり回る病気(?)
障害物
軟禁状態
逸脱
カタル
・・・だそうです。全部のカードがだいたいこんな感じみたいですね。ひどすぎる。
八王子市夢美術館にて9月2日まで開催されてます。→http://www.yumebi.com/scd.html
興味のあるかたはぜひ。
八王子は10年ぶりくらいなんだけど思ってた以上にあか抜けてたな。もっと田舎だったような・・・。
昔から国分寺を基準に東を都会、西を田舎と考えていたんだけど、どうみても国分寺よりあか抜けてるじゃねえか八王子。すごく悔しいじゃねえか。
まあ、そのわりには駅前に個人経営のおもちゃ屋とかあって(国分寺はとっくの昔に絶滅している)それはなんか不思議だったけどね。
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