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●「不安な占い」

一昨日に購入したエドワード・ゴーリーの「不安の箱(FANTODPACK)」について検索していたら、こちらに全部のカードの訳と、ありがたいことに占いのやりかたについても書かれていた。→エドワード・ゴーリー「不安の箱(FANTODPACK)」試訳

せっかくなので挑戦してみようと思う。

まず、てきとうなスペースが必要なのだが・・・。



使える二つの部屋は狭すぎる。死角が多すぎて、こんなところでカード投げたら紛失してしまう恐れがあるな。

というわけで…。


少々せまいが廊下でやるか。

まず最初に目を閉じて20枚のカードを投げる。

ふんっ!!


投げた。

そして目をつぶって五枚拾う。

そして拾った順番に真ん中、上、左、右、下と十字に置く。


真ん中(基本的な状況)、上(未来に影響し続けている過去の何か)、左(内なる自己)、右(外の世界)、下(近い未来に生じることの象徴)を暗示しているらしい。

こうしてみるとタロット占いっぽくはあるな。

まず一枚目。


THE FEATHER 11月/恐喝/偽造パスポート/想像妊娠/落ちる睫毛/小腸の疾患/不愉快な手紙/精神錯乱/見通しの妨げ/痙攣/分離/誤解/間違い

ろくでもない単語の羅列だ。こんだけのもの見せられて基本的な状況とか言われてもな。想像妊娠ってなんだよ。

そして二枚目 


THE URN 金曜日/性的なジレンマ/偽造招待状/有害な光線/疼痛性排尿/失意/もごもご言う病気/絶たれた通信/不正/干渉/誤算/微熱/秤、うろこ


二枚目は未来に影響し続けている過去の何かの暗示…なのだそうだ。もごもご言う病気って、ひとり言も当てはまるんだろうか?若いころからひどいんだよね。ひとり言。

気がつくと、そこそこの音量でニヤニヤ笑いながらしゃべってることとかあるからな。

そして三枚目


THE BURNIG HEAD 日曜日/困惑/唾液が出ない/捏造された功績/行き詰まり/強制送還/ボートの事故/霜焼け/遅れた望み/彷徨い病/悪い仲間/障害/落胆


三枚目は内なる自己を表しているらしい。列挙された単語もさることながらイラストの時点で怖いというか不穏というか。

四枚目。



THE TUNNEL 月曜日/性機能障害/詐欺を働く/機知の損失/血液の病気/不安/見せかけの信用/不合理なプロジェクト/不快な発見/不運/処刑/退屈/パニック


(自分をとりまく?)外の世界の象徴なのだそうだ。

※ ※ ※

全部のワードを潔く受け止められるほどの強心臓は持ち合わせてないので、とりあえず現時点で一番ピンときたものだけピックアップしておこう。

一枚目 自分の基本的な状況/見通しの妨げ
二枚目 未来に影響し続けている過去の何かの暗示/絶たれた通信
三枚目 内なる自己/行き詰まり
四枚目 外の世界の象徴/退屈

さて、問題は五枚目なんだが・・・。


THE BLACK DOLL 

古詩曰く「お前が最も恐れているものがそばに来る」



・・・ちょっと何言ってんのかよくわかんないんですけど。っていうか怖いわ。
五枚目は近い未来に生じることの象徴だぞ。これ引いた時点で軽く人生詰んでる雰囲気じゃねえか!?

・・・・・・しかしまてよ、これは落語の「饅頭怖い」的な発想で押し切ればいいんじゃないだろうか?

というわけで・・・。

五枚目 近い未来に生じることの象徴/お金と色白のいやらしい熟女が怖いです。


以上です。
エドワード・ゴーリーさん、すいませんでした。

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