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●「冬の記憶」

去年の暮れから先月半ばくらいまでチマチマ撮っていたフィルム写真が、36枚撮り終わったので現像してもらった。

デジタルカメラとの大きな違いは撮ってすぐに確認できないところにある。しかも今回みたいに長いスパンで一本のフィルムを撮りきったりすると、最初のほうで何を取ったのかなんて完全に忘れてしまっている。

だいたいの場合は「なんだこりゃ?なんでこんなもん撮ったんだろう?」と驚くようなものが一~二枚はあるのだ。

大げさだけど過去の自分と今の自分は別人なんだということが分かるのだ。それがフィルムカメラの面白さのひとつだと思っている。

しかし今回、初詣の高尾山薬王院の景色が一枚も収められていなかった。そんなに急いででかけたわけでもないのに惜しい事をしたな。

なにぶんフィルムはお金がかかるのでデジカメみたいに気軽には撮れないけど、今年は何かイベントがあったら持参してみるかな?

とりあえずは春の桜が狙いどころか?

というかもう咲いてるんだっけ?サクラ?