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●「実写化」

新宿バルト9にて「 」(3D吹き替え版)観賞。劇場版一作目を軸にテレビ版2シリーズを上手くエッセンスした感じ。元の作品にあった哲学性が薄められていたり序盤のストーリーや主要キャラクター描写を急ぎすぎた感があるけど、純粋なエンタメ方向でまあまあ上手くまとまっていたと思う。

あえて気になったところを挙げると、無国籍感が強すぎて舞台となってるのが、どこの国なのかサッパリわからないとこ。出てくる漢字などから察するに日本なのか?・・・とは思うんだけど普通に白人や黒人が生活してるし喋ってる言葉はみんな英語。少子高齢化の対策で移民を大量に受け入れたということなんだろうか?だが、そんな状況のなかで、なぜかタケシさんだけが最初から終わりまで台詞が日本語なのだ。吹き替え版で観たからまだよかったけど字幕版だと違和感ありまくりなんだろうな。しかも見せ場もけっこうあるから余計にね。向こうの人はどう思って観てたんだか?それと音楽。川井憲次さんの楽曲はアレンジバージョンがスタッフロールで流れたけど菅野ようこさんの楽曲も劇中で使ってほしかったかな。

そして、やはり日本の俳優さんメインで観てみたいなということ。個人的には特殊効果が多少ショボくても(たとえば「ガルムウォーズ」レベルでも)全然OKだしアクションできる女優さんなんかも探せばいくらでもいると思うので、将来的に1作くらい、実写の攻殻をこっちで作ってくれたら言うことなしなんですけどね。

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