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●「2202」

本日、新宿にて「宇宙戦艦ヤマト2202　愛の戦士たち」第一章鑑賞。1978年に公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち」および同年から翌79年までテレビ放送された「宇宙戦艦ヤマト２」のリメイクである。ガミラスと軍事同盟を結び軍拡に突き進む地球や、その地球から危険視され監視下に置かれるヤマトクルーなど、浪花節的で単純明快だった旧作とは違って実に複雑かつシビアな設定。3.11と、それ以降の日本の有り様を提起するような台詞も見受けられ製作スタッフの熱意も感じられる。今回は第一章ということで尺は一時間ほど。30分のテレビシリーズに置き換えれば、やっと一話と二話が終わったところである。第二章は6月公開で全7章を予定しているとのこと。時間と機会の許す限りリアルタイムで追っていきたいと思っている。

サプライズだったのはエンディングのスタッフロールで沢田研二さんの名曲「ヤマトより愛をこめて」が流れたことだ。たぶん新録ではないだろうけど、ああいった名曲を映画館のような音響設備の整った場所で聴くというのは滅多にないことなので嬉しかった。