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●「コエノカタチニニタカタチ」

何年か前に某上映会で観た自主映画である。↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=ICFJ0ALJwcs

とりあえず直リンクはしないでおく。

主宰した団体のチャンネルを見つけて「まさかアレはUPしてないよな?」と思ったら普通にUPされてて呆れてしまった。ぶっちゃけて言うと聲の形」に内容が似てるんだよね。正確には連載に先んじて発表された読み切りに似てるというべきか。言うまでもないけど、この映像作品は読み切りが発表された後につくられたものですよ。

ヒロインが自分の意思をスケッチブックに書いて疎通を図るという設定、物語の中盤でスケッチブックが池に落ちていて主人公を嫌っている男がそれを拾ってヒロインの心の内を知るというくだり、手話でヒロインに思いを伝えるラストシーン…などなど。あんまり漫画読まない私ですら聲の形」に似ているなと思ったくらいだから聲の形」ファンが観たらよけいにそう思うだろう。まして去年アニメ映画となって話題になったので尚更である。

上映会で配られたチラシの解説には聲の形」のことは何も書いてなかったし、このYouTubeにUPされた動画にも、そのへんのことは書かれていない。監督や脚本書いた人間がどう考えてるのかしらないが、これ観てパクリと思う人間は絶対いるだろうし、そうなると知らずに出演した役者陣にも迷惑な話である(いや、役者陣にも気がついてる人間はいるかな?気がついてもたぶん言わないんだろうな・・・)。

既存の作品から着想を得るなんてことはいくらでもあるんだから、妙な誤解を受けないように、その旨を書けばいいのにとおもうんだけどねえ。

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