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●「本日も」

netflixにて本日は邦画の「白夜行」を鑑賞。

昨日観た韓国版は重い話ながらもメロドラマやバディフィルムの要素を盛り込んで、エンタメ寄りの作りだったのに対し、邦画版は終始押さえた演出に徹していて「砂の器」や「人間の照明」といった往年の社会派作品を彷彿とさせる作りになっていた。

韓国版は2009年公開で邦画版は2011年公開。さほど間を置かずに作られた同じ原作の作品が、作り手によってこうまで違ってくるというのは、とても面白い。

主人公とヒロインがほぼ自分と同い年の設定で、冒頭の昭和55年の描写でバラックの街並みが出てくる。たしかに自分の子供のころにも、地元の東京にすら、まだそういう風景をみることができた。

でも今の20代や30代前半くらいの若い世代には、まるで架空の世界のような現実感のない風景なんだろうな(T_T)。



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